村上屋餅店完全攻略法!行列回避術&持ち帰り・お土産の疑問を解決
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仙台市内には数多くのずんだスイーツ専門店が存在しますが、その中でも村上屋餅店が別格扱いされる理由は、表記へのこだわりと一切の妥協を許さない職人仕事にあります。一般的な「ずんだ」ではなく、昔ながらの仙台弁の響きを残した「づんだ餅」という名称を掲げ、創業当時から変わらぬ手作りの味を提供し続けています。
「ずんだ」ではなく「づんだ」?創業明治10年の歴史と製法のこだわり
「づんだ」の語源には、枝豆を潰すための「豆打(ずだ)」が訛ったという説や、伊達政宗公が陣太刀(じんだち)の柄で枝豆を砕いたという説など諸説あります。村上屋餅店では、厳選された枝豆を丁寧にすり潰し、薄皮を徹底的に取り除くことで、驚くほど滑らかでありながら枝豆本来の豊かな香りと粒感を残した特製餡を仕上げています。
報道各社の取材や和菓子専門誌の記録でもたびたび言及されていますが、同店の餅は注文を受けてから一つひとつ餡を絡めるスタイルを貫いています。保存料や添加物を一切使用せず、宮城県産の上質なもち米「みやこがね」をつきあげた餅は、箸で持ち上げると柔らかく伸び、口の中で餡と一体になって溶けていく独特の食感を生み出しています。
1皿で3つの伝統味を堪能できる看板メニュー「三色餅」
イートインおよび持ち帰りで来店客の8割以上が注文するのが、名物の「三色餅」です。1つの皿(または折箱)に以下の3種類の餅が盛り合わせになっており、味のコントラストを最後まで飽きずに楽しめる構成になっています。
- づんだ(枝豆餡):鮮やかな翡翠色が美しい看板餡。きつくない優しい甘さと枝豆の芳醇な風味が際立ちます。
- ごま(黒胡麻餡):黒胡麻を贅沢にすり潰した濃厚な餡。香ばしさと深いコクがあり、常連客の間で「実は一番好き」という声も多い逸品です。
- くるみ(胡桃餡):すり潰したクルミを贅沢に使ったクリーミーでまろやかな餡。上品な甘みとナッツ特有の風味が餅と絶妙に絡み合います。
また、夏季にはづんだ餡を贅沢にトッピングした「づんだかき氷」、冬季には焼き餅が入った香ばしい「おしるこ(田舎しるこ・御前しるこ)」など、季節限定メニューを目当てに訪れるファンも後を絶ちません。