猫の恩返しムタの正体と本名は?大罪人の過去と耳をすませばの関係を徹底解剖
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ジブリファンの間で長年語り継がれているのが、1995年公開の『耳をすませば』に登場する太った白猫「ムーン」との同一猫説です。これについては都市伝説ではなく、原作者の柊あおい氏やスタジオジブリの制作陣によって公式に認められた正当な設定です。
そもそも映画『猫の恩返し』は、『耳をすませば』の主人公である月島雫が成長後に執筆した物語という位置づけで企画がスタートしました。雫が図書館への道すがら電車内で出会い、地球屋へと導かれるきっかけを作ったあの孤高の野良猫「ムーン」を、彼女自身の創作物語の中で「バロンの頼れる相棒・ムタ」として再登場させたのです。
| 比較項目 | 『猫の恩返し』(2002年) | 『耳をすませば』(1995年) |
|---|---|---|
| 呼称・名前 | ムタ(本名:ルナルド・ムーン) | ムーン、パール、ソックスなど(家ごとに違う) |
| 猫の種類・外見 | 耳と尻尾が茶色い巨漢の白猫(雑種) | 右耳が欠けた、耳と尻尾が茶色い太った白猫 |
| 物語での役割 | 猫の事務所の一員、ハルの案内人・護衛 | 月島雫を地球屋(バロン)へ導く水先案内人 |
| 過去・裏設定 | 猫の国の湖の魚を喰い尽くした大罪人 | 特定の飼い主を持たず街を渡り歩く誇り高き野良猫 |
ムタの「猫の種類」と外見的特徴のモデル
ムタの猫の種類について検索するファンも多いですが、公式には血統書付きの特定品種ではなく「日本猫(雑種)」とされています。ただし、全体的に白い被毛でありながら耳と尻尾の付け根付近に茶色(あるいは黒褐色)の斑紋が入るパターンは、日本の猫で言うところの「ブチ猫」や、海外種であれば「ターキッシュ・バン」に近い特徴を持っています。
また、原作者の柊あおい氏が執筆したコミック版『バロン 猫の男爵』や制作当時のインタビュー資料によると、ムーン(ムタ)の体型やふてぶてしい歩き方のモデルは、実在した近所の巨大な野良猫から着想を得たと語られています。体重は優に10キロを超えているような描写がなされており、ハルが抱き上げようとして全く歯が立たないシーンにも、そのリアルな重量感が反映されています。