十国峠展望台が動く展望台に進化!富士山一望360度パノラマの全貌

If you are tracking 十国峠展望台が動く展望台に進化!富士山一望360度パノラマの全貌, we offer key summaries you shouldn't miss.

十国峠の現行ケーブルカーは、全長316メートル、高低差101メートルを約3分で結ぶ路線として、60余年にわたり観光客を運んできました。長らく伊豆箱根鉄道(西武グループ)が管理していましたが、2021年12月に富士急行が事業譲受。2022年には山頂デッキ「PANORAMA TERRACE 1059」を開業させるなど、積極的なブランド刷新が進められていました。

しかし、車両本体および軌道設備の経年劣化は避けられない課題でした。昭和期の鋼索鉄道は、急勾配を素早く上下することに特化した階段状の客室構造を採用しており、眺望の開口部が前後に限定されるという構造的制約を抱えています。「山頂に着いてから景色を見る」という従来の体験様式は、現代のビジュアル志向の観光客にとっては物足りなさを残す要因でもありました。

そこで富士急が下した決断が、従来の交走式ケーブルカーの撤去と、最新の自走式スロープカーシステムの導入です。急斜面を滑らかに登坂するモノレール状の軌道を採用することで、軌道敷設の自由度を高めつつ、乗り心地の静粛性と安全性を大幅に引き上げる狙いがあります。

Sophia Al-Mansoor

Sophia Al-Mansoor

Global Business & E-Commerce Reporter

Sophia analyzes international trade, startup ecosystems, retail transformation, and supply chain logistics for modern digital publications.

Share this article
Twitter Facebook Pinterest